御門弓|麹座という座によって受け継がれてきた神事

御門弓(おかどゆみ)は、毎年1月7日に観音寺市室本町の皇太子(おうたいし)神社で一年間の豊作を占う弓を射る神事です。言い伝えによると室本浜に麹の神が漂着した際に、それをまつったのが始まりと言われています。御門弓は、麹の神の右側を担いだものと左側を担いだものの子孫が現在も左右の溝に分かれ神事を行っています。当日は、講中(講を作って神仏にもうでたり、祭りに参加したりする信仰者の集まり)が家紋入りの提灯を持って着座し、太夫を唱え的に向かって矢を放ちます。平成15年3月20日に市指定無形民俗文化財に指定されています。保存団体は御門弓なぬかびさん保存会です。

住所

〒768-0001 香川県観音寺市室本町

・高松自動車道さぬき豊中ICから車で約15分(8km)
・観音寺市内から車で約10分(4.5km)

鉄道

・JR観音寺駅からタクシーで約11分(4.5km)
・JR本山駅からタクシーで約10分(5.8km)

駐車場

あり

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