和田・田野々 雨乞い踊り|約400年前から続く伝統行事

観音寺市に伝わる二つの雨乞い踊りは共に香川県指定無形民俗文化財です。豊浜町和田(わだ)に伝わる「和田雨乞踊」は、約400年前に薩摩法師が歌と踊りを伝え「雨乞」をしたことに始まるといわれています。大野原町五郷(ごごう)、田野々(たのの)地区に残されている「田野々雨乞踊」も400年前の慶長の頃、薩摩法師が伝えたという踊りです。「けいご」と呼ばれる歌い手を中心に、ゆかたに白だすき、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)姿に締め太鼓をかけた太鼓打ち、花笠をつけた子ども、編み笠の大人たちが輪になり、歌に合わせて踊る素朴な踊りです。

和田雨乞踊

住所

〒769-1603 香川県観音寺市豊浜町和田甲493

開催時期

7月末

開催場所

豊浜南部集会場

高松自動車道大野原ICから車で約9分(4.3km)

鉄道

JR豊浜駅からタクシーで約6分(2.5km)

田野々雨乞踊

住所

〒769-1623 香川県観音寺市大野原町田野々

開催時期

不定期

・高松自動車道大野原ICから車で約17分(10km)
・観音寺市内から車で約25分(14km)

鉄道

JR豊浜駅からタクシーで約18分(11km)

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